2018年2月3日(土)金山寺会陽が盛大に開催されました。
金山寺会陽は600年以上続く伝統行事で、毎年2月の第1土曜日に行われます。岡山市北区の金山の中腹、標高約350メートルにある備前48か寺の天台宗本山として栄えた金山寺の境内で、裸姿の男たちが宝木を求め、激しい争奪戦を繰り広げます。
伝統の金山寺会陽が2月3日(土)夜、まわし姿の裸の男たちによって繰り広げられました。宝木を求めて激しく奪い合う姿が壮観でした。
寒い中、男衆は裸で本堂にお祈りをささげ、宝木の投下を待ちます。待つ間に全員がひしめき合い、熱気ムンムンの中ウェーブやトルネードが起こります。
明かりが消されて宝木が投下されると、全員が福を求めて必死に手を伸ばし激しい奪い合いとなります。熱気を冷ますために水がまかれますが、一瞬で蒸発してしまうほどです。
金山寺会陽は一時規模を縮小して実施されてきましたが、近年は以前の盛り上がりを取り戻しつつあり、年々参加者も増えてきました。本日の会陽の模様は、Yahoo! Japan のトップページ(山陽新聞デジタル)でも紹介されました。今後も盛大に繰り広げる予定ですので、福を求めたい方は奮ってご参加ください。